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禅道会 青少年自立支援チャリティ講演会

2010-05-09(23:05)
 ウォースペイントが応援している総合空手・禅道会による青少年自立のための講演会が9日、飯田市のグランビューオオミヤで開かれました。
 同会に所属しプロの総合格闘技「JEWELS」で活躍している石岡沙織選手(小金井道場)と杉山しずか選手(横浜支部)が、空手やプロ格闘技を通じて成長した自身の経験を「自分との闘い」と題して語ってくれました。

 この講演会は禅道会の関連団体である文化教育活動支援協会が主催し、今年で8年目。天竜川ロータリークラブや飯田市教育委員会も後援しました。
 禅道会は先日、小沢隆理事長にラオスから感謝状を送られたことが地元新聞各紙で報じられたばかり。今回の講演会も引きこもりや不登校の子どもたちを支援するチャリティーを兼ねていました。
 聴講者は来賓など含め100人くらいはいたでしょうか。ウォースペイントからも社員が多数出席しました。

演武

 格闘技は「野蛮でイヤ」という人も多いですが、個人的には好きな方です。女子総合格闘技の世界は詳しく知らなかったのですが、けっこう頑張ってるんですね。

 講演に先立ち、杉山選手がバット折り、石岡選手がブロック割りの演舞を披露。
 蹴り一発でバットを粉砕するシーンも迫力でしたが、腕を振り上げもせずほとんどゼロ距離の状態でブロックを割るなんて、いったいどういう仕掛け(仕掛けって言うな!)なんでしょうか。びっくりです。

 最初に演台に立ったのは杉山選手。中高一貫校の体育教諭を務める一方、プロ格闘技の世界でも「期待の新人」として人気を集めているそうです。
 以下、講演要旨。

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杉山しずか選手


杉山

 教員、そしてプロ選手になって、ともに1年半が過ぎたところです。
 教師といっても、生徒たちとの年の差はほんの4歳(高校3年生の場合)。そんなわたしがどうしたら生徒たちから尊敬してもらえるか、何か肩書きが欲しくて目指したのがプロ格闘技の道でした。

 学校の勤務が終わってから夜中まで練習。平日に試合がある場合は、授業を終えてから急いで会場に駆けつけます。
 試合に負けて顔中あざだらけになって出勤した翌日、生徒たちが目ざとく見つけて「先生、YouTube見たよ」なんて声をかけて来ます。
 自分が格闘技をしていることをとくに公言しているわけではないのですが、先生も生徒たちも優しく見守ってくれています。

 もともとわたしは体育の先生になるのが夢でした。男勝りな恩師に「カッコイイな」と憧れていたんです。
 けれど挫折は何度もありました。子どものころはいじめにも遭いました。
 思春期のころは大好きなはずの恩師に逆らい、第一志望で入学した東海大では優秀な同年生たちに囲まれて劣等感に陥り、学校に行けなくなった時期もありました。

 大学生になってから母校の恩師と話をする機会があり、先生から
「あのころはいつも小言を言ってたけど、いつかは分かってくれると思ってた」
 と言われました。温かい心で声をかけ続けてくれたことを知り、以来挫折しそうになるたびに、先生のこの言葉を思い出します。

 試合会場に大学時代の教授たちが来てくれたことがありました。
「おまえの後輩たちに言ってるよ。学生時代はプチ引きこもりだったけど、いまじゃ格闘技と体育教師の二足の草鞋で頑張ってる奴がいるってな」
 と言ってもらえて胸がいっぱいになりました。

 試合では自分が主人公ですが、学校では生徒たちが主人公。体育を通じて、人とのコミュニケーションや、「自分にも役割があるんだ」ということを教えられるよう意識しています。


石岡沙織選手


石岡

 講演なんて初めてなので、原稿棒読みみたいになっちゃうかもしれませんが、ごめんなさい。
 わたしは子どものころから親にも愛され、友だちとの仲も良く、小学校時代は柔道が強くてとても幸せでした。
 それなのになぜか、どこか「さみしい」という思いから逃れられませんでした。

 中学時代には「生きているのがつらい」が口癖で、いろいろと周りを心配させたこともあります。
 高校時代の最後の大会で、因縁のライバルに勝てたことに満足して、柔道は辞めました。
 就職後、趣味として禅道会に入門したところ、支部長から大会出場を勧められました。「柔道やってたから大丈夫」の言葉に騙されて、入門4ヶ月でプロの大会に出場し、半年間で総合格闘技の試合を4つも経験しました。

 本格的にプロ格闘家を目指して上京し、道場で寝泊りしながら練習を重ねました。JEWELSの旗揚げ興行では新人なのにメインイベントを任され、練習にチケット売りにと頑張りました。
 実力よりも大きな立場を与えられ、それに応えようとすることで成長できたと思います。

 道場の指導を任されるようになりました。子どもたちにナメられて泣きそうになったこともあります。
 不登校になった道場生を一時の母親代わりとして引き受け、一緒に暮らして一緒に中学登校したこともあります。

 試合では自分の欠点が人前にさらけ出されます。でもそのおかげで、恋愛みたいな分かりやすい「愛」ではなく、多くの人に支えられているんだという抽象的な「愛」を知りました。子どものころから抱いていた「さみしさ」が少し消えたような気がします。

 今日の講演は、自分の過去を振り返り、見つめ直すいい機会になりました。その恩返しとして、7月に行われるJEWELSの試合で勝ち、52kg級初代チャンピオンになることを誓います。

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 両選手とも、ときどきよみがえる過去の思い出に言葉を詰まらせるシーンがありました。流暢で講演慣れした「プロ」講師よりも、ずっと感動的でした。

 数々の挫折を乗り越えた両選手の講演が、倒産・閉鎖から蘇ったオオミヤで開かれたというのも、なんか因縁めいてていいですねえ(一言多い)。

 講演の合間には、道場の小中学生によるミット打ちや杉板割りなどの演武も披露され、喝采を浴びていました。

演武2



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テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

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